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ウォータースクリーンとは|仕組みと屋内設置の制約

執筆者の写真: Atlantis japan
Atlantis japan
10月6日
読了時間: 4分
赤色にライトアップされた壁面レインカーテン

ウォータースクリーンは、天井や上部の設備から水を落として薄い水の膜(スクリーン)をつくり、空間を仕切ったり光を透過させたりする演出手法です。エントランスや吹き抜け、ロビーなどに導入されるケースが増えていますが、屋内施設で使う場合は見た目の演出効果だけでなく、設置条件や運用面での制約を事前に把握しておく必要があります。本記事では仕組みと屋内導入時の制約を整理します。

ウォータースクリーンの仕組み

ウォータースクリーンは、天井に設置したノズルユニットから水滴を規則的に落下させ、水の帯や幕のように見せる演出です。弊社のレインカーテンもこの仕組みを採用しており、円柱型・直線型など設置スペースに合わせた形状変更に対応しています。パネル自体は厚さ3cmのアクリルを使った軽量設計で、既存の天井構造への負荷を抑えやすいのが特徴です。

落下する水滴の間隔や速度は電子制御されており、一定のリズムで落とす演出のほか、照明と組み合わせて水滴を文字や模様のように見せる使い方もあります。水は下部の受水槽で回収し、ポンプで循環させる仕組みのため、常時給水が必要なわけではありませんが、蒸発分の補給や水質管理は欠かせません。

屋内設置に必要な条件

ウォータースクリーンを屋内に導入する際は、以下の条件を事前に確認します。

  • 電源:ポンプや制御ユニット用の電源容量と設置位置の確認が必要です。既存コンセントで足りない場合は配線工事が発生します。

  • 給排水:循環式のため大規模な排水設備は不要なケースが多いですが、水の入れ替えやメンテナンス時の排水経路は必要です。

  • 天井高・天井構造:水滴を落とす高さが演出効果に直結するため、天井高の確保と、ノズルユニットを固定できる下地の有無を確認します。

  • 壁面・床の耐荷重:受水槽や周辺構造物の重量に床が耐えられるか、設置前の現地調査で確認します。

  • 搬入経路:ユニットや受水槽のサイズによってはエレベーターや扉幅の制約を受けるため、搬入経路の採寸が必須です。

これらは図面確認だけでは判断しきれない部分もあるため、現地調査を経てから本見積もりに進むのが一般的です。

運用時のメンテナンス頻度と内容

ウォータースクリーンは水を循環させる設備のため、生体水槽のような複雑な水質管理は不要ですが、以下の点検は定期的に行います。

  • ノズルの詰まり確認と清掃(水滴の出方にムラが出ていないかの点検)

  • ポンプ・フィルターの動作確認

  • 水の濁りや藻の発生有無の確認、必要に応じた水換え

  • 受水槽内のゴミ除去

設置環境の空気中の粉じんが多い場所では、ノズルの詰まりが発生しやすいため、点検頻度を上げる必要があります。メンテナンスを自社で行うか委託するかは、施設の人員体制によって判断が分かれる部分です。

費用が変動する要因

具体的な金額は設置環境によって大きく変わるため、ここでは費用に影響する要因を整理します。

  • 水のスクリーンの高さと幅(ノズルユニットの数に直結)

  • 形状(直線型か円柱型かなど特殊形状かどうか)

  • 電源・給排水工事の有無と規模

  • 搬入経路の制約による分割搬入や特殊養生の必要性

  • 照明演出や制御プログラムの組み込み有無

  • 設置後のメンテナンス契約の範囲

正確な費用感は現地調査後の見積もりでなければ判断できません。導入を検討する段階では、図面や写真をもとに概算の方向性を相談し、現地調査で条件を詰めていく流れが現実的です。

導入までの流れ

一般的な流れは以下の通りです。

  1. 要望ヒアリング(設置目的、設置場所、予算感の共有)

  2. 現地調査(電源・給排水・天井高・搬入経路の確認)

  3. デザイン・仕様提案(形状、サイズ、照明演出の有無)

  4. 見積もり提示

  5. 施工・設置

  6. 試運転・引き渡し

  7. 定期メンテナンス契約の締結(任意)

現地調査を省略して概算だけで進めると、施工段階で追加工事が必要になるケースがあるため、早い段階での現地確認をおすすめします。

向いている業種・向いていない環境

ウォータースクリーンは、ホテルロビーや商業施設のエントランス、レストランの間仕切り演出など、非日常感や開放感を演出したい空間に向いています。来訪者の目を引く導線上の設置は、リラックスできる空間づくりに用いられることが多く、撮影スポットとしての活用例もあります。

一方で、以下のような環境では導入前に慎重な検討が必要です。

  • 天井高が十分に取れず、演出効果が薄くなる場所

  • 空調の風当たりが強く、水滴の落下が乱れやすい場所

  • 電源・給排水工事が難しい既存建物の制約が大きい場所

  • 湿度管理がシビアな展示物や設備が近接している環境

導入前には、こうした制約を含めて専門業者と現地調査を行い、演出効果と運用負荷の両面から判断することが重要です。

水槽・ウォーターフィーチャーの導入をご検討中の方へ

Atlantis Japanでは、設計・施工・メンテナンスまでワンストップで対応しています。展示会向けの2〜3日レンタルプランもご用意しています。概算見積・ご予算の相談も承っていますので、お気軽にお問い合わせください。

 
 
 

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